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ライニル中心華族パロ『成層圏をこえて』 近日始動!(予定) ↓ 使われるか否かすら分からない設定 ↓
※上流階級絶対の時代。なかでも名門華族の一、ディランディ家。 現在、ディランディ家にはライル・ディランディという直系の跡取りがいる。 長身白皙の美形で頭脳も明晰。どこを取っても理想の子息様である。 学友で同じ名門三家のティエリア・アーデ、先輩グラハム・エーカーと共にやんちゃをしつつ毎日を過ごしている。 だが、ライルは常に不満だった。 自分には致命的な何かが欠けている――。 そう、ディランディには一人息子などいなかったのだ。少なくとも、十五年前までそこにいたのは、仲の良い 双子の兄弟 だった。 そしていなくなった双子と同時に、この貴族社会からもうひとつ無くなったものがあった……。
一方、時を同じくして一般階級のとある高校には素行不良で有名な生徒がいた。ハレルヤ・パスカヴィル。 彼にはおとなしい双子の兄、アレルヤだけがこの世のすべてで、他の人間などまるで眼中にない。 しかしこの排他的なパスカヴィル兄弟が幼いころから仲良くしている友人が一人いた。 やわらかい栗毛と美しい緑の瞳が印象的な青年、ロックオン・ストラトス。 人柄も好く面倒見もいいロックオンは成績もよく、どこか世間知らずな風がまた人気を呼んだ。 ただアレルヤと違い、ハレルヤは彼についてなにか企みめいたモノがあるようだが……?
あー楽しかった。
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